京都トヨタのラリー入門
ラリーってどんな競技?

ラリーってどんな競技?
ラリーってどんな競技?
ラリー競技は一般公道を使用して行われるモータースポーツです。複数の競技区間=SS(スペシャルステージ)を一定の条件のもとでドライバー(運転手)とコ・ドライバー(案内人)の2名1組がラリーカー(競技車両)に同乗し、1台ずつタイムアタックし、その合計タイムで勝敗を競うモータースポーツです。(区間タイムの速さや運転の正確性を競います。)
また、スペシャルステージの区間を一般公道を走って移動するため、ラリーカーはすべてナンバー付き。移動区間は「リエゾン」と呼ばれ、その国の道路交通法に従って安全に移動しなければならないというのも、ラリーの特徴のひとつ。京都トヨタも、ラリーカーに使用している車は「アクア」!
モータースポーツも、自分の乗っている車(市販車)で一般公道で競技をするところから始まったといわれており、私たちの生活に意外と身近な競技なんです。
また、スペシャルステージの区間を一般公道を走って移動するため、ラリーカーはすべてナンバー付き。移動区間は「リエゾン」と呼ばれ、その国の道路交通法に従って安全に移動しなければならないというのも、ラリーの特徴のひとつ。京都トヨタも、ラリーカーに使用している車は「アクア」!
モータースポーツも、自分の乗っている車(市販車)で一般公道で競技をするところから始まったといわれており、私たちの生活に意外と身近な競技なんです。

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジってどんなレース?
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジってどんなレース?
TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ(通称:ラリチャレ)は、トヨタ自動車が主催する「誰でも手軽にエントリーできる参加型ラリー」がコンセプトの大会。何よりも「安全」に配慮し、国内ラリーの入門編として日本全国で開催されています。初心者に優しいコース設定で、国内B級ライセンスがあれば、アクアなどの身近なクルマでも参加できます。サービス体制も充実しており、初めて参加するのに適したラリーになっています。
なお、国内では自動車メーカーが主催する唯一のラリーシリーズになります。
TGRラリーチャレンジと省略して書かれることも。
なお、国内では自動車メーカーが主催する唯一のラリーシリーズになります。
TGRラリーチャレンジと省略して書かれることも。
ドライバーとコ・ドライバーってどんな役割?

ドライバーとコ・ドライバーの役割って?
ドライバーとコ・ドライバーの役割って?
ドライバー
速く正確に、かつ安全に完走をする為に、コ・ドライバーの指示の通りにラリーカーを操縦する人のこと。
コ・ドライバー(ナビゲーター)
ドライバーが全開で走行できるようにサポートをする人のこと。コース状況を事前に記入した「ペースノート」をもとに、ドライバーの運転技術や性格を理解してドライバーが速く正確に走れるようにアシストします。
ー当日の様子ー

ラリーって何が必要なの?

ラリーに出る準備をしよう!
ラリーに参加するにはラリーカーが必要になってきます。ラリー競技車両は一般公道を走行することからすべてナンバー付きの車両となります。
悪路を走るので、競技車両には頑丈でホール製の高いスポーツシート、車両の横転や事故発生時に衝撃から守るためのロールバー、ドライバーをしっかりと固定する4点式のシートベルトなど、ラリーに出るための装着が必要となってきます。また、ドライバーの身を守るための耐火炎のレーシングスーツやヘルメットなど、安全にラリーを楽しむために規則書に照らしあわせながら準備をしていきましょう。
悪路を走るので、競技車両には頑丈でホール製の高いスポーツシート、車両の横転や事故発生時に衝撃から守るためのロールバー、ドライバーをしっかりと固定する4点式のシートベルトなど、ラリーに出るための装着が必要となってきます。また、ドライバーの身を守るための耐火炎のレーシングスーツやヘルメットなど、安全にラリーを楽しむために規則書に照らしあわせながら準備をしていきましょう。
- ラリーカーの必要装備品
- ドライバーの必要装備品
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競技車両 ラリーに参加するにはラリーカーが必要です。ラリー競技車両は一般公道を走行することからすべてナンバー付きの車両となります。TGRラリーチャレンジでは、普段皆さんの乗っている車「アクア」や「ヴィッツ」などのクラスもあり、実は意外と身近なラリーカー。クラスごとに改造範囲が細かく分類されているので、参戦したいクラスの規則に沿った車両とラリーパーツの装着を行いましょう。
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ロールケージ(6点式+サイドバー以上) 金属のパイプを室内に張り巡らせて衝突や横転などのアクシデントからドライバーを守るために重要な安全装備。車両横転等、事故発生時に室内の変形を防ぎ乗員を保護します。規定に従って作られたロールケージの装着が義務づけられています。 JAF 国内車両規則ラリー車両規定(RF・AE 車両)に合致したもの ※乗車定員変更を伴うロールケージの装着は認められない。
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15インチラリータイヤ &ホイール(6本) 一般市販ラリータイヤ。ラリーチャレンジでは、装着が義務になります。細かく規定が決められているため、規定に従ったタイヤの装着が義務づけられています。
●タイヤサイズ:185/60R15 ―など
●使用するタイヤはいずれも同一ブランド・同一パターン
また、15インチホイールについても、材質はスチール製または JWL マークのある軽合金製とするなど、タイヤと同様細かい規定がある為、規定に従った装着が義務付けられています。 -
安全ベルト 運転席および助手席に対し、ワンタッチ式フルハーネスタイプで 4 点式以上の安全ベルトの装着が義務づけられています。ドライバーをシートに固定するとともに、クラッシュや横転の時に身を守ってくれる大事な装備となります。 最新のJAF 国内競技車両規則第 2 編第 2 章第 2 条および第 4 編細則「ラリー競技およびスピード行事競技における 安全ベルトに関する指導要綱」に従うこと。 なお、ラリーカーは一般公道を走行することから、乗車定員分の純正シートベルトは取り外してはいけません。
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安全装備品 ●内容量2㎏以上の化学消火器 ●非常用停止表示板(三角停止板×2) ●非常用信号灯(発煙筒) ●赤色灯 ●牽引ロープ ●救急薬品など ●OK(緑色)/SOS(赤色)A3サイズボード(2枚)
※OK/SOSボードは、初参加者のみ事務局から支給されます。
※取り出しやすい位置に確実に固定してください。
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【義務】競技用ヘルメット イヤホンがついているのが、ラリーのヘルメットの特徴です。
最新のJAF 国内競技車両規則第 4 編細則「ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する細則」に従ったヘルメットを用意してください。製造より10年経ったものは使用できません。また、強い衝撃がかかったものも使用できません。
大事な頭を守ってくれるものなので、頭を振ってもずれないジャストサイズのものを選びましょう。 -
【義務】レーシングスーツ 最新のJAF 国内競技車両規則第 4 編細則「ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する細則」に従った耐火炎レーシングスーツを用意してください。基準をクリアしているレーシングスーツには基準合致を証明するラベルが縫い付けられています。正しい装備が事故やケガから乗員を守るので、準備はしっかりとしておきましょう。きつすぎる着用は保護能力を下げてしまうので注意!
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【推奨】頭部および頸部の保護装置(FHRシステム) クラッシュした時に、衝撃から頭部と頸椎を保護してくれる頭のシートベルト。ラリーは安全にゴールするが鉄則。推奨ですが、安全に楽しむためにそろえておきたい装備品の一つ。つけるとプロっぽい雰囲気になれるので、気分も盛り上がります。最新のJAF 国内競技車両規則第 4 編細則「ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する細則」に従ったFHRシステムを用意してください。
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【推奨】バラクラバ(目出し帽)(耐火炎バラクラバ) バラクラバスとは、ヘルメット下に被るフェイスマスクのこと。車両火災が発生した時に自分の身を守るために、耐火性素材のものであることが必要です。
最新の JAF 国内競技車両規則第 4 編細則「ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する細則」に従った耐火炎バラクラバを用意してください。 -
【推奨】
・レーシンググローブ(耐火炎グローブ)
・ソックス(耐火炎ソックス) 車両火災が発生した時に自らの手を守るために、耐火性素材のものであることが必要です。また、グローブ表面のグリップ素材によってハンドルをもった時の滑りにくさも変わってきます。自分の手にピッタリなものを選ぶようにしましょう。
最新のJAF国内競技車両規則第4編付則「ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する付則」に従ってください。 -
【推奨】レーシングシューズ(耐火炎シューズ) 耐火性素材のものであることが必要です。歩くことが前提ではなくペダル操作がしやすいような設計になっているため、靴底が非常に薄く作られている物がほとんどです。ペダルから伝わってくる情報を正確にキャッチするために、緩くなってくるよりかは、少しキツイかなというくらいのサイズのものがおすすめ。革で作られてものだと、使っている内にフィットしてきます。お店で試着して自分にピッタリのものを選びましょう。
安全に直結した機能品であるので、最新のJAF 国内競技車両規則第 4 編細則「ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する細則」に従ったシューズを用意してください。

HOW TO
参加方法
HOW TO
参加方法
STEP 01: 国内B級ライセンスを取る
ラリーチャレンジはJAF公認競技のため国内Bライセンス以上が必要です。
取得方法としては、まずJAF会員であること、毎月各地のJAF公認クラブや加盟クラブでのライセンス講習会簡単な座学を受けることで取得できます。
取得方法としては、まずJAF会員であること、毎月各地のJAF公認クラブや加盟クラブでのライセンス講習会簡単な座学を受けることで取得できます。
STEP 02:競技車両・装備品準備
ラリーチャレンジに参加するための車両(ラリーカー)と装備品を準備します。
ラリーカーは一般公道を走行する為、ナンバー付きの一般車両がベースとなっています。安全にラリーを楽しむためにも、規則に沿った準備をしましょう。
ラリーカーは一般公道を走行する為、ナンバー付きの一般車両がベースとなっています。安全にラリーを楽しむためにも、規則に沿った準備をしましょう。
STEP 03: 保険加入 / 情報収集しよう!
ラリー競技参加には、競技走行に有効な任意保険もしくは共催等への加入が義務付けられています。
また、1年間のラリーチャレンジの情報は年末にウェブサイトに公開されます。しっかりと確認をして、計画をたてておきましょう。
また、1年間のラリーチャレンジの情報は年末にウェブサイトに公開されます。しっかりと確認をして、計画をたてておきましょう。
STEP 04: シリーズエントリーと参戦エントリーを行おう!
毎年、初回参戦時にはシリーズエントリーが必要となります。 参戦申込みと同時に行ってください。
シリーズエントリーが完了したら各大会の参加申込みを行ってください。 申込みの際、競技に有効な保険証券のコピーも必要となりますので、忘れないようにしましょう!
シリーズエントリーが完了したら各大会の参加申込みを行ってください。 申込みの際、競技に有効な保険証券のコピーも必要となりますので、忘れないようにしましょう!
STEP 05: 準備は万端!いよいよラリー参戦!
ラリー当日は早朝のコースの下見走行(レッキ)から始まります。レッキが終わり、受付・車検をクリアすればラリースタート!ラリーチャレンジを楽しみましょう!
