全日本ラリー『NISSINラリー丹後』に参加してきました!
2020.08.01
長い梅雨も終わりいよいよ夏本番!暑い熱い!?夏が始まりました!
こんにちはGRGarage京都伏見のナガシ~こと長島です!(^^)!
新型コロナウィルスの影響を受け様々なイベントが自粛や延期を余儀なくされ、モータースポーツも例外ではありませんでしたが、夏を迎え各地でイベントが再開され始めております。全日本ラリーも3月に開催された新城ラリーから4か月半ぶりに、京丹後で『NISSINラリー丹後2020』が開催されました。ただ、今回も新城ラリーと同じく、無観客での開催でした。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染対策として、すべての参加者への「新型コロナウイルス感染防止のための問診票」が配布され、大会2週間前からの体温計測や行動報告等を記入し、当日にはメディカルチェックも実施されていました。
GRGarage京都伏見も『NISSINラリー丹後2020』に色々な方のサポートもあり、オフィシャルとして参加させて頂きました!
地元京都でのラリーなので、無観客は残念ですが、見慣れた景色にラリーカーが走るのはとても新鮮でした。
今回は少し視点を変えて、普段見ることのできない全日本ラリーの裏舞台をお伝えしたいと思います。
京丹後市役所に設置されたセレモニアルゲートの様子です。このゲートからすべての競技車両がスタートをしていきました。
いつも大変お世話になっている、LUCKさんのラリーカーです!凄く格好いいですね(^^♪
よく見て頂いたらわかりますが、Aピラーやリアフェンダーに『GR』入ってます!
オフィシャルといっても様々な役割がありますが、今回はコース状況を管理するコースカーというオフィシャルで参加しました。
TGRラリーチャレンジに参加させて頂いている「ナガシ~号」のアクアは『00カー』での参加です。『00カー』とは競技車両がスタートする30分前にスタートし、スペシャルステージ(SS)のコースチェックを行い、安全に競技が行えるかを判断するのが仕事です。『00カー』がコースクリアを宣言しないとコースの競技開始は出来ません。
※スペシャルステージ(SS)とはタイムアタック区間です。
今回は全日本ラリーでトップ選手として活躍されて、現在は東京ラリー部会の会長をされている宮城さんとご一緒させて頂きました。
※二人で撮影する機会が少なく貴重なツーショットの写真です。宮城さんは電話中ですが、HQ(本部)との連携を取っておられました!
様々なイベントに参加させて頂き、少しづつ知名度が上がってきたGRプラドは『スイーパー』での参加です。『スイーパー』とはSSでコースアウトしてしまった競技車の対応をするなどして、完全にコースクリアな状況を確認する役割を持ちます。スイーパーカーが通過するまでは、たとえオフィシャルであっても容易にSSコース上に入ることは許されません。スイーパーカーが通り過ぎるとコースの閉鎖が解除され、スペシャルステージ(SS)が終了となります。
スイーパーのドライバー、コ・ドライバーは全日本ラリー開幕戦の『新城ラリー2020』WRCラリージャパンのテストイベントとして開催されたセントラルラリーと併催された『L1ラリー2019』などで『コースカーオフィシャル』として経験を積んできておりますが、コースカーのプレッシャーからか普段もっと優しい目つきですが、今日に限り鋭い目つきになっています。
スタート地点のチェックをしている時の様子です。消火器の本数やオフィシャルの人数、タバードの着用、時計にズレがないか等のチェックを行います。また、スタートラインを表す薄紫のラインから40cmの間隔を空けて、フライングを検知する三脚の装置(光電管)が設置されているかなども、見落とさないようにチェックします。
競技中に事故が起き救助が必要になった場合に現場にいち早く『ラリードクター』と共に急行し、最初に医療行為を行う車の『FIV』です。
※FIVとはFirst Intervention Vehicleの略です。
赤丸で囲ったところに、競技車を引き上げる必要が発生した場合に出動する『レッカー』とオフィシャルが待機しています。
オフィシャルの方々の雰囲気は和気あいあいとし、終始和やかな雰囲気でした。
スタート位置の看板が正しい間隔(25m)で設置されているか、車内にいる選手の2人からシグナルが見やすい位置に設置されているかをチェックします。
シグナルのテストです。テストではわざとフライングをしてフライングシグナルが点灯(点滅)するかを確認します。
コース途中には出走した順番に競技車両が通過したことを確認する『ラジオポイント』というものがあります。出走した競技車両が通過しない場合は、何らかのトラブルが発生がしたと判断します。救助が必要な重大な事故が発生した場合は後続の競技車両が『ラジオポイント』に報告をする重要なポイントです。
報道関係者が撮影する『メディアポイント』もコース途中に設置されています。こういった場所で果敢に攻める競技車両を撮影されているんですね(⌒∇⌒)
『フィニッシュ計測ライン』では、その名の通りフィニッシュタイムを計測します。『00カー』は、計測ラインを超える前に一旦停止しオフィシャルに計測が可能であるか確認後、計測ラインを通過しタイムが正確に測定できたかをチェックします。
『フィニッシュライン』を通過したその先に、タイムを記入する『STOP』ポイントがあります。通常はタイムを記入する『タイムカード』をオフィシャルに手渡しタイムを記入してもらいますが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点からホワイトボードのタイム見て選手が自ら『タイムカード』に記入します。「フライング!!」って表示されています(>_<)スタート地点から無線でしっかりと情報が共有されている証拠です。※これも重要な確認事項です。
『ストップ』ポイントでもスタート地点と同様に人、装備等のチェックを実施します。
スムーズに競技が進められるようにスタッフとの情報の共有も怠りません。
スタート地点での待機中の様子です。スタートを待つ競技車両が並び始めました。普段は何もない林道で森の音しかない空間がにわかにざわつき始めます。
競技車両の最後尾に『スイーパー』が続いてやってきました。
『スイーパー』に追いつくときはコース上で何かがあったことが多く、この時もコース上に木が散乱しているのを片付けているところに追いつきました。このようにコースをクリアにし、安全確保に努めることも『スイーパー』の役割です。
そんなこんなで無事完走しセレモニアルフィニッシュで記念撮影!「オフィシャルは撮影してもらうことがないからな~」とニコニコしながら宮城さんは撮影にご協力をしてくださいました。今回も本当に様々なお話を聞かせて頂き、勉強になりました。
競技は、重大な事故もなく無事終了し本当に良かったです。
今回はコースカー『00カー』での役割をメインでご紹介させて頂きましたが、もっと他にも詳しく聞きたいって方は、ぜひGRGarage京都伏見にお越しください(≧◇≦)
私、ナガシ~が面白可笑しくお話させていただきます!
今年は10年ぶりに『WRCジャパン』が開催される予定です。
宮城さんは「WRCジャパンでもボランティアスタッフでラリーに関わってもらって、楽しみを身近に感じてラリーからもモータースポーツファンやクルマ好きを増やしたいな」との熱い思いを語っておられました。
これは、GRGarage京都伏見の考え方とリンクする部分ですごく共感できました!
何度も言いますが今年は『WRCジャパン』が開催される予定です!
GRGarage京都伏見からも『WRCジャパン』を盛り上げていきたいと思います!
追伸
コロナウィルスの影響で延期・中止されていました『TGRラリーチャレンジ』も少しずつ、再開され始めております!
我々『京都トヨタ GRGarage京都伏見』も再開されるラウンドの中で参加可能な大会は参加できる様、準備を進めております。
皆様に応援して頂けるように頑張りますのでよろしくお願いします!
※TGRラリーチャレンジは無観客開催の予定となっています。
こんにちはGRGarage京都伏見のナガシ~こと長島です!(^^)!
新型コロナウィルスの影響を受け様々なイベントが自粛や延期を余儀なくされ、モータースポーツも例外ではありませんでしたが、夏を迎え各地でイベントが再開され始めております。全日本ラリーも3月に開催された新城ラリーから4か月半ぶりに、京丹後で『NISSINラリー丹後2020』が開催されました。ただ、今回も新城ラリーと同じく、無観客での開催でした。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染対策として、すべての参加者への「新型コロナウイルス感染防止のための問診票」が配布され、大会2週間前からの体温計測や行動報告等を記入し、当日にはメディカルチェックも実施されていました。
GRGarage京都伏見も『NISSINラリー丹後2020』に色々な方のサポートもあり、オフィシャルとして参加させて頂きました!
地元京都でのラリーなので、無観客は残念ですが、見慣れた景色にラリーカーが走るのはとても新鮮でした。
今回は少し視点を変えて、普段見ることのできない全日本ラリーの裏舞台をお伝えしたいと思います。
京丹後市役所に設置されたセレモニアルゲートの様子です。このゲートからすべての競技車両がスタートをしていきました。
いつも大変お世話になっている、LUCKさんのラリーカーです!凄く格好いいですね(^^♪
よく見て頂いたらわかりますが、Aピラーやリアフェンダーに『GR』入ってます!
オフィシャルといっても様々な役割がありますが、今回はコース状況を管理するコースカーというオフィシャルで参加しました。
TGRラリーチャレンジに参加させて頂いている「ナガシ~号」のアクアは『00カー』での参加です。『00カー』とは競技車両がスタートする30分前にスタートし、スペシャルステージ(SS)のコースチェックを行い、安全に競技が行えるかを判断するのが仕事です。『00カー』がコースクリアを宣言しないとコースの競技開始は出来ません。
※スペシャルステージ(SS)とはタイムアタック区間です。
今回は全日本ラリーでトップ選手として活躍されて、現在は東京ラリー部会の会長をされている宮城さんとご一緒させて頂きました。
※二人で撮影する機会が少なく貴重なツーショットの写真です。宮城さんは電話中ですが、HQ(本部)との連携を取っておられました!
様々なイベントに参加させて頂き、少しづつ知名度が上がってきたGRプラドは『スイーパー』での参加です。『スイーパー』とはSSでコースアウトしてしまった競技車の対応をするなどして、完全にコースクリアな状況を確認する役割を持ちます。スイーパーカーが通過するまでは、たとえオフィシャルであっても容易にSSコース上に入ることは許されません。スイーパーカーが通り過ぎるとコースの閉鎖が解除され、スペシャルステージ(SS)が終了となります。
スイーパーのドライバー、コ・ドライバーは全日本ラリー開幕戦の『新城ラリー2020』WRCラリージャパンのテストイベントとして開催されたセントラルラリーと併催された『L1ラリー2019』などで『コースカーオフィシャル』として経験を積んできておりますが、コースカーのプレッシャーからか普段もっと優しい目つきですが、今日に限り鋭い目つきになっています。
スタート地点のチェックをしている時の様子です。消火器の本数やオフィシャルの人数、タバードの着用、時計にズレがないか等のチェックを行います。また、スタートラインを表す薄紫のラインから40cmの間隔を空けて、フライングを検知する三脚の装置(光電管)が設置されているかなども、見落とさないようにチェックします。
競技中に事故が起き救助が必要になった場合に現場にいち早く『ラリードクター』と共に急行し、最初に医療行為を行う車の『FIV』です。
※FIVとはFirst Intervention Vehicleの略です。
赤丸で囲ったところに、競技車を引き上げる必要が発生した場合に出動する『レッカー』とオフィシャルが待機しています。
オフィシャルの方々の雰囲気は和気あいあいとし、終始和やかな雰囲気でした。
スタート位置の看板が正しい間隔(25m)で設置されているか、車内にいる選手の2人からシグナルが見やすい位置に設置されているかをチェックします。
シグナルのテストです。テストではわざとフライングをしてフライングシグナルが点灯(点滅)するかを確認します。
コース途中には出走した順番に競技車両が通過したことを確認する『ラジオポイント』というものがあります。出走した競技車両が通過しない場合は、何らかのトラブルが発生がしたと判断します。救助が必要な重大な事故が発生した場合は後続の競技車両が『ラジオポイント』に報告をする重要なポイントです。
報道関係者が撮影する『メディアポイント』もコース途中に設置されています。こういった場所で果敢に攻める競技車両を撮影されているんですね(⌒∇⌒)
『フィニッシュ計測ライン』では、その名の通りフィニッシュタイムを計測します。『00カー』は、計測ラインを超える前に一旦停止しオフィシャルに計測が可能であるか確認後、計測ラインを通過しタイムが正確に測定できたかをチェックします。
『フィニッシュライン』を通過したその先に、タイムを記入する『STOP』ポイントがあります。通常はタイムを記入する『タイムカード』をオフィシャルに手渡しタイムを記入してもらいますが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点からホワイトボードのタイム見て選手が自ら『タイムカード』に記入します。「フライング!!」って表示されています(>_<)スタート地点から無線でしっかりと情報が共有されている証拠です。※これも重要な確認事項です。
『ストップ』ポイントでもスタート地点と同様に人、装備等のチェックを実施します。
スムーズに競技が進められるようにスタッフとの情報の共有も怠りません。
スタート地点での待機中の様子です。スタートを待つ競技車両が並び始めました。普段は何もない林道で森の音しかない空間がにわかにざわつき始めます。
競技車両の最後尾に『スイーパー』が続いてやってきました。
『スイーパー』に追いつくときはコース上で何かがあったことが多く、この時もコース上に木が散乱しているのを片付けているところに追いつきました。このようにコースをクリアにし、安全確保に努めることも『スイーパー』の役割です。
そんなこんなで無事完走しセレモニアルフィニッシュで記念撮影!「オフィシャルは撮影してもらうことがないからな~」とニコニコしながら宮城さんは撮影にご協力をしてくださいました。今回も本当に様々なお話を聞かせて頂き、勉強になりました。
競技は、重大な事故もなく無事終了し本当に良かったです。
今回はコースカー『00カー』での役割をメインでご紹介させて頂きましたが、もっと他にも詳しく聞きたいって方は、ぜひGRGarage京都伏見にお越しください(≧◇≦)
私、ナガシ~が面白可笑しくお話させていただきます!
今年は10年ぶりに『WRCジャパン』が開催される予定です。
宮城さんは「WRCジャパンでもボランティアスタッフでラリーに関わってもらって、楽しみを身近に感じてラリーからもモータースポーツファンやクルマ好きを増やしたいな」との熱い思いを語っておられました。
これは、GRGarage京都伏見の考え方とリンクする部分ですごく共感できました!
何度も言いますが今年は『WRCジャパン』が開催される予定です!
GRGarage京都伏見からも『WRCジャパン』を盛り上げていきたいと思います!
追伸
コロナウィルスの影響で延期・中止されていました『TGRラリーチャレンジ』も少しずつ、再開され始めております!
我々『京都トヨタ GRGarage京都伏見』も再開されるラウンドの中で参加可能な大会は参加できる様、準備を進めております。
皆様に応援して頂けるように頑張りますのでよろしくお願いします!
※TGRラリーチャレンジは無観客開催の予定となっています。